2014-04-28

子どもってやつは……(−_−#) 

【お知らせ】
第6回「狂言を楽しむ 徳讃会」(本年6月15日(日)午後2時〜 於:善竹能舞台)のご案内は、発送作業を完了しております。
DMの郵送を希望された方には、まもなくお手元には届くものと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

土曜日は、例によって息子には見学だけでも……と考えていたのですが、金曜の夕刻より突然の体調不良、お腹を下し、翌朝には38度弱の熱発というね……。
いろいろ迷いましたけれども、もう仕方ないじゃないですか。
寝ておけ。と…(’’;)

しかしまぁ、子どもというのはなんで週末に近くなると体調を崩すんでしょうかね。先が思いやられます(*`Д´*)
母は、僕の体調が崩れるたびにこっぴどく(祖父や父から)叱責されていたようですが、気持ちがよく分かりますよ。ええ。父や祖父の気持ちがね(笑)
☞前近代的と誹られそうですが^^;

いろいろと、無理のないスケジュールで息子に教えようと思っていましたが、こうもリスケジュールを繰り返すことになるとは……(--;)
さぁて、あまりぬるいことやってる暇も無くなって参りましたなぁ……。

2014-04-22

弾発指だよぅ(--;)

痛みでギュッと握り拳を作れません
昨日は、先週に引き続き整形外科クリニックを受診したわけですが。

実は3月末あたりから、左薬指の掌側、MP関節〜PIP関節あたりに痛みを自覚するようになりまして。
約2週間ほど様子を見ましたが、痛み自体はやや改善したものの。朝に増悪、夕刻には緩和という状態でした。
先週に整形外科クリニックを受診、明確な原因特定には至らず、血液の検査も行いました。
18日朝には、薬指が痛みを伴いながらカックンと撥ねながら伸展するようになり、あー、これは、いわゆる弾発指(ばね指)だなぁ……などと思っていました。

そして昨日はですね。血液検査の結果も出てくるということなので、再度受診をしたわけです。
そしたらば、意外とまぁ数値が高くて!(°□°;)

ただ、他にCRPとかCCPといった、関節リウマチやその他の膠原病に高値になりがちらしい項目が顕著に反応していなかったので、おそらく除外できそうということでした(^-^;
→RF自体はそんなに精度は高くないらしい。

いずれにしても、もうしばらく経過を観察しながら、5月の連休明けに受診ということになりました。

ただねぇ……。帯を締められるかなんですよね。(師匠がボソッと尋ねてきました。)
うーむ。今の状態(握り拳を作れない状態)だと装束を着けるときに、やっぱり厳しいかなぁ……(-_-)

2014-04-21

【狂言方あるある?】こわいんだ……(/_;)

土曜日。
例によって、息子は師匠と僕の稽古を見学という手はずだったのですが、なにやら朝からおむずかりのご様子。
なんでも、「とーちゃんとじぃじがこわいんだ(/_;) 」「かぁさんと、いっしょがいいんだぁぁぁぁ(/_;) 」とのこと。

どうも前回の稽古で、大名(師匠)と猿曳(僕)がけんか腰の大声で掛け合う場面を、息子は恐ろしく感じたようです(まだ、お猿にはなりきってないのですね、きっと。 笑)
しかしまぁ、それだけ真剣に我々が稽古をしているということでもあり、当家の嫡男がそこから逃げるなど許されることではありません。ましてや、この状態で母親が稽古に同席することもありえない。
なので、たとえ幼児であろうとも、1人で脇正面に正座して見学するしかありません。舞台の上に、母親は助けに駆けつけてくれないのです。(おそらく我々は、みんなそういう時期を乗り越えてきてるはずです。)

それでもね。ちゃんと見学してましたよ。(稽古が終わり、稽古場から出たら……あとのフォローは母親の仕事です。甘いものを食べてお茶をしたようです。)
僕の稽古が終わってから、腹から大きな声を出すのはどうしてか?原っぱで能楽が演じられていた話や、鏡板の影向(ようごう)の松の意味(どうして松が描いてあるのか)について、息子に話して聞かせました。(そしてまぁ、僕も昔を思い出して、僕自身がなんとなく切なくなってしまったという……ね^^; )

角を矯めて牛を殺すことがないように、なんとかうまく教授できたらいいなと思いますが、なかなか難しいものです(´∀`)……それに手加減してても、良いものはできないでしょうし^^;
まず火曜日から、僕と息子の稽古を再開させます。もちろんまだ舞台には立てませんが、座ったまま猿の鳴き声を発声させるつもりです。

2014-04-14

見学させる。

まずは、お知らせです。
第6回「狂言を楽しむ 徳讃会」のチラシができあがりましたっ!!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチパチパチパチ
チケットの発売は5月1日から予定していますので、どうぞ皆様お誘い合わせの上お越しいただければ幸甚に存じます。
コチラの公式サイトから、PDFなどダウンロード出来るようにしています。併せてご笑覧下さい。

チラシの制作は、いつも職場近くの印刷屋さん西川印刷所にお世話になっています。
今回も少し紆余曲折を経ましたが、斯様な意匠に仕上がりましたよ。(徳讃会のチラシは、手前味噌ながらお役所関係にもなかなか好評でございます。)
演目は、「靭猿」と「茶壺」です。
骨折により、息子の初舞台が一時危ぶまれましたけれども、予定通り催します。(このチラシも、もしかしたら幻のデザインになっていたかも知れません。)
いつもの?いぶし銀(…らしいです。笑)のメンバーにご出演・お手伝いをいただいております。

さて。
息子が腕を骨折して、治るまでの間に稽古をどうしたものか……と思案していましたが、やはりモチベーションを維持させ、「舞台に立つのだ」という意識を途切れさせてはならぬと思いましたので、我が師と僕の稽古に同席させ、見学させることにしました(良いのか、悪いのか、それは判りかねるんですが…。)
型をできない間は、声を出す稽古だけでもやっていこうと思います。

腕の痛み自体は、おおむね治まってきているようです。片手が不自由なら不自由なりに、うまく適応してバランスをとってチョコチョコ走ってるのを見ると、思わず感心してしまいます。(もちろん、走らないように制止するのですが!)

2014-04-10

アクシデント!!!(°□°;)…その2

さて。
プチ情報ですけど、今日(10日)は息子の入園式でした……(無事相済みました。)
⇨ってか、入園式前に骨折って……不憫なやつよの(・.・;) 

はい。閑話休題。
前回はレントゲン写真を撮る前に患部を触ってイヤな予感がしたって話でしたね。がっつり骨折か、あるいは肘内障みたいな感じか……少なくとも単なる打撲ではなさそうだ。という印象でした。
そしてもう、結論は冒頭に出してしまいましたけれども。
念のため痛みを訴える部位以外も一通り全身の関節やらをレントゲン撮影してもらい、改めて右前腕の骨、1ヶ所が折れている(若木骨折している)ことが判明(確定)し、シーネ副木)を添えて固定することになりました。

ただ。時間外の診療ということもあり、あくまでも処置はシーネと包帯で腕を固定したことと、とんぷくの鎮痛剤を処方されただけでした。詳しいことは翌日に整形外科の専門医を再受診して改めて、予後(ざっくり言うと、「今後の見通し」)はその時に聞いて欲しいということでした。

徳讃会で初舞台を無事に勤められるか…!?ということもあったので、急遽翌日は職場の休みを取り、診察結果を同席して聞くことになりました。担当医に狂言方であることを説明し、四つん這いになることや、上体を片手で支える型があることや腕を振ることがあること(つまり小猿の役であること)を説明して、いつ頃に復帰できそうかを尋ねました。
もし4月中に完治できそうなら、何とかなる(徳讃会の演目等を変更する必要がない)と思っていましたので……。

結果。
予後としては、今月30日にはシーネを外して、5月連休中には少しずつ動かすようにして、連休明けに稽古にも復帰できる(完治する)でしょう。ということでした。
骨端線に骨折が及んでいなかったこと、骨折面が大きくズレていなかったことが幸いしました(;・∀・)

いやぁ……。
ハラハラさせられました。絶骨というツボを指圧してみたりね(一応、骨折に用いても良いツボですね。笑)
ひとまずは変更なく、当初の予定通り、第6回「狂言を楽しむ 徳讃会」(本年6月15日)にて初舞台を踏ませます。

皆様には、大変ご心配掛けましたm(__)m 

2014-04-09

アクシデント!!!(°□°;)…その1

昨日(8日)、勤めを終えて帰途についたところ、妻からの着信履歴が数件。メッセージ(内容は要領を得ず良く判らない)が1件、iPhoneに入っていました。

何事かと思いかけ直すと、
「スイミングから帰ろうとしてて、息子を自転車に乗せた状態で、自転車が横転した。」
「右腕が痛いと言っている。とりあえず腫れてるみたいだ。」
「病院へ行くなら、何科の診察を受けたら良いのかな?」
とのこと。

受傷時間を聞くと、既に1時間ほど経ってる(;・∀・)
いずれにしても、まずは応急処置としてアイシング(RICE処方)と思ったので、たまたま、つい最近(6日に)入手していたアイスクラッシャーで、これまたたまたまコンビニで、7日に数袋買い込んでいた、かち割り氷を砕いて疼痛部位を中心にアイシングすること、急いで整形外科を受診することを指示しました。
ちなみに、僕の経験上ではアイシングをする、しないで予後が大幅に違ってきます。

近隣の少し大きめの病院(整形外科が得意)を受診すると決まったと連絡があり、職場からそちらへ急ぎ向かう途中、若木骨折とかコンパートメント症候群(特にフォルクマン拘縮)とかが脳裏に浮かぶわけですよ。
成人と小児の症状の出方も違うでしょうし、もし頭部にダメージ食らってたら、急性硬膜下血腫とか……。
実際に僕が目の前で息子の症状を診てるわけでもないしさ、とりあえず最悪の状態を想定して、1時間も何をやっとってん!と思いながら……(笑)
⇨cf.小児の頭部外傷の実態とその予防対策(国民生活センター調べ)

そして、6月の徳讃会の初舞台のこと、7月の舞台のこと。
その善後策をどう展開するか……。
いやいやいや、こういう時こそ注意力散漫になって、僕自身が事故に遭いやすいだろうから、周りに気を付けなあかん!!いずれにしても、診断が出て予後が判ってから!!などと思いながら、一番自分が怪我しなさそうなタクシーで移動したのでございます(’’;)

病院に着きますと、ちょうど師匠と妻子がレントゲンの撮影を待っているところで。
息子の一番痛がっている肘を中心に前腕、上腕付近を触ると、もう腫脹して、パッツンパツンであることが分かりました(°□°;)

なーんかイヤな予感がしたんですよねぇ、その時……。


(つづく)


2014-04-08

釣狐の御免状を拝受しました。

昨日は、大蔵流狂言宗家の大藏彌太郎師のお宅へ参上し、釣狐の御免状をいただきました。
また、お手ずからのお料理(酒肴)をご用意いただき、おもてなしをいただきました。ありがとうございました。大変美味しゅうございました(´∀`)
「習物」を披く(ひらく:初演する)際には、慣例に則りお免状料の他に御酒肴料というものもお納めしますが、そういう意味があるのだそうです。

さて。
お酒をいただきながら御家元のお話を承っていますと、おしげもなく貴重な内容を教えてくださいました。
今度の靭猿で息子に初舞台を踏ませる旨をお伝えすると、子どもへの芸の教授法やコツだけでなく、公演日までの健康管理、公演当日の過ごし方、注意点などのマネジメント法についてもお教えいただきました(!)
また、昨今疑問に思っていた「猿の一打ち」(詳しくは、徳讃会を見に来てね! 笑)についても思いがけず伺うことができ、ハタと膝を打った次第です。

本当に奥が深いです、靭猿。(いや、靭猿には限らないでしょうけど^^; )
こうしてご教示いただいても、若輩の僕には、なかなかに消化しきれない事柄も多いのですが、よりよい高みを目指して稽古を積んで参る所存です。

2014-04-07

大名と合わせてお稽古

今回は、シテの大名(我が師)と合わせて、初めての稽古でした。
いやはや、緊張しましたね。そして、息子以上に僕が注意を受けておりました(;・∀・)

これについてはですね、息子の稽古に重点を置いているので、致し方ないと思うことにします^^;
小猿の動き(型)は大きな間違いもなく伝えられていたようで、あとは細かな補正を加えることと、さらに体力を付け、よりよい内容に仕上げていくことになります。
そろそろ四肢の神経の回路も脳とも充分にリンクするようになるでしょうから、演技に必要な体幹深部筋と下肢の筋肉も、どんどん発達していく方向に推移していく(⇨姿勢も安定してくる)と思うのですが…。

まぁね、やはり前半が長くなると、後半には活動性と集中力が下がってきますね。幼稚園に通うようになったら、お友達との交流等で体力が上がることを期待しています。
来月には太郎冠者役の善竹大二郎くんも関西に来られるついでにご来邸されるとのことで、靭猿の申合せを予定しています。それまでにはキッチリと仕上げておかねばなりませんなぁ。

さて。
今日は、御家元の奈良のお宅へ参上し、釣狐のお免状を拝受いたします。昨年には御体調を崩されていたのですが、体力も徐々にご回復なさっているようです。
いやぁ……本当に鍛えられた能楽師の身体能力や精神力というのはすごいものです(祖父を看てても思いましたが。)大いに学ばなければと思う次第です。