2014-08-29

チラシ、初稿が上がってきました!

【告知】
第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」は本年の11月16日(日)善竹能舞台におきまして14時から開演です。

先日、この催しのチラシを制作していただくために、西川印刷所(@茨木市)に原稿を手渡し、発注して参りました。
昨日夕刻に、その初稿が出来上がったとメールにてPDFが送られて参りました。

いつもながら、質の高い素早い仕事です。
イメージを伝えただけなのに、形にできるって、いつもスゴイな!と思います。(自分はできない方なので。)

ザッと見る限り、僕の方からは何も言う事はないのですが……。
強いて言えば市の後援の認可が正式に下りてないことでしょうか^^; (市・教育委員会からはすでにいただきました。)

見切り発車するわけにはいかないし、後援が認められないなら認めないで、さっさと連絡くれたらいいのになぁ……(と、ボヤいてないで照会すればいいんですよね^^; ☜下りてました。)

週明けには校了して、納品には1週間として……9月の連休あたりには皆様に発送できるのではなかろうかと存ずるところです。
このところ、チケット発売後1ヶ月を待たずして完売という状況が続いていますので、ご予定がおきまりの方は、ぜひぜひ、お早めにお求めいただきたいと思います。(チケットの発売は10月1日からを予定しています。)

今回の演目は、
  • 以呂波」 子:高徳  親:長德
  • 棒 縛」 次郎冠者:徳一郎  太郎冠者:大二郎  主:忠亮
  • 柿山伏」 山伏:大二郎  畑主:徳一郎
で、お送りします。(オール善竹なので、名前だけで記載しています。済みません。☜歌舞伎の番組はそうですよね!)
今回は、「善竹彌五郎翁の肉声」というテーマの解説をしていただくので、各演目の解説などはありませんが、演目については、折を見て、このブログでも触れてみたいと思いマッスル!!(併せて当日には、鑑賞の手引きのようなものをお配りするつもりです。)

2014-08-27

あと81日です。

実は、お気づきでしょうか。
当ブログの右側にカウントダウンがあるのをご存じですか。

次回第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」は11月16日(日)の14時から催されます。
この度は、我が善竹の門閥を創始した善竹彌五郎翁(お手元に広辞苑があれば、第3版以降には載っています。)の五十回忌という事も踏まえ、故人の遺徳を偲び、最新の研究に基づいて、彌五郎研究の第一人者である善竹忠亮氏にご講演いただくことになっています。(と、精々ハードルを上げておきましょうゾ!!)

チラシの発注も8月26日、西川印刷所さんにお願いしました。
いつもチラシ表面には、狂言で用いるアイテム(御道具)を配う事が多いのですが、今回は写真を使ってみる事にしました。
「我が家ならではのものを。」とアイテムも選んでるのですが、写真もおそらく所有しているのは我が家だけではないかと思う2点を選んでみました。

予定では9月頭には校了して、印刷。そして中旬にはDMの発送、皆様のお手元へという段取りで考えています。
そして、10月1日からチケットの発売を開始……というスケジュールを予定しています。

思えば……彌五郎翁は。
最晩年に善竹姓を贈られ(S.38)、狂言界初の重要無形文化財(個人指定)の保持者となり(S.39)、善竹能舞台の舞台披きに立会い(出演 S.40)そして、昭和40年の12月に没しています。

……そんなわけで来年は我らが善竹能舞台、創建50周年……と、いろいろとメモリアルな事が目白押しなわけです(o^-^)
こう御期待!!

2014-08-25

お稽古_③ しつけ

個人的な話ですが、ただ今、遅い目の夏休み中です。今日25日で終わりなんですが^^;
でも、ちゃんとお稽古してますよ。ええ。息子の。

土曜9時から稽古。って言ってましたけど、9時過ぎても稽古場に来ない(--#)
「9時から稽古。」言うたら、9時までに準備して、いつでもお稽古お願いします。って体勢ができていなければならないのですが、それができてない。いつまでもダラダラしてる。

「はよ、用意せんかい!!」って吠えてから、そういえば、刻限までに準備しておくことを教えていなかったことに、あとから気付きました^^; 

舞台をやってる子どもは割とお行儀が良くて、賢そう(?)にみえるらしく、誤解を招きがちです。ややもすれば「ウチの子どもも狂言を習わせたら、言うことを聞くようになるかしら?」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
……何が何が(-。-;) うちも、苦労してましてよ。これでも。
ってか、そんな他人に任せて、お子様のお行儀を何とかしようなんか、せんといてください(;´д`)

うちかて神聖な能舞台に行儀の悪いクソガキを上げるわけには参りません(爆)
壊されては困る貴重な御道具、汚れては困る大切な御装束も多数あります。
ぜひ、ちゃんと聞き分けのよい、分別のあるお子さんに習って頂きたいと思っています。

いやいやいや……
もし、逆にそういったニーズが多いのならば?狂言方しつけメソッド(釣狐ダイエットメソッドに引き続き?)を確立し、特化してみるのも面白いかも知れません。

さーっぱり、思いつきませんが……(’’;) 

2014-08-18

お稽古_② 音の違い

土曜日。
例によって、息子殿の稽古をしたのですが、一通りやったところ「もうおわり?」とニヤニヤしながら言うので、「じゃ、もう一度初めからしよう。」と言うと、一気にグデンとなって、やる気が失せたようです。(ま、そらそーだわな。でも、とーちゃんは、もう一度やるつもりだったのです。)

1回目、どうしても気になるフレーズがあって、変なイントネーションになっているわけです。我が家の基準で是非を判断するならば、これはどうしても“非”に該当する感じ。
世阿弥は、初めはあんまりこだわらんと、好きにさせといたらエエ。みたいな事言うてますけれども、果たしてこれはどうなんだろうか……と。枝葉末節に囚われすぎになるのだろうか。

いやいやしかし、耳で聞いて同じ音を出すという訓練は、これから全てにおいてベースとなる技術なので、やはりここはこだわるべきなのだと思いました。

で。
その、変なイントネーション(我が家の基準において。)のフレーズが何度やってもできない。
「これができたら、今日の稽古はおしまいにします!」

と、宣言してもできない(;^_^A
単語ごとに区切って、何度も正しく発声させ、最後に一続きに……となるとできない。
というのを繰り返して………。

やっと出来ました(;^_^A
「ハイ、おしまい!」「ごあいさつ!!」「シール貼って!!!」
というと、今回はお寿司のシールを貼っていました(笑)
→トークンは自由に貼らせていますが、何か物語が進んでいるようで、今後の展開も楽しみです(笑)

目標では、9月上旬までには言葉を覚えてしまって、型の稽古に。
10月からは師匠(じぃじ)と合わせ稽古を始める予定です(≧∀≦)/

2014-08-14

市役所に後援申請とファザーリングジャパン関西のフォーラムへ

昨日は、

第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」を後援していただくための申請書を作成し、高槻市(文化スポーツ振興課)と高槻市教育委員会(地域教育青少年課)を訪庁しました。

「後援」をいただく事で、たとえば市・広報誌に掲載してもらえたり、あるいは地域のコミュニティセンター、市立図書館、市立博物館などに配架、掲出してもらいやすくなったり……ということがあります。
文化スポーツ振興課のN様、地域教育青少年課のK様にはいつも親身にご対応いただき、誠にありがたく、感謝申し上げる次第です。

今年度から、反社会勢力排除のために書式が変更となっていたそうで、旧書式で作成していたため、少し補正が生じる事もありましたが、すぐに受理していただきました。おおよそ2週間ほど許可には要する見込みという事ですので、盆明けごろには、いつもの印刷屋さんにチラシ発注して、許可が出次第、印刷に回すという予定になりますかね。

さてさて、それにしても。

昨日はなんとも、い つ に な く社交的な一日でした^^;
NPO法人 ファザーリングジャパン関西(FJK)が主催される“FJKフォーラム〜子ども虐待とパパの子育て〜”に参加してきました。NPO法人 ファザーリング・ジャパン関西は、
“「笑ろてるパパがええやん!」を合言葉に、個性豊かな子育て現役のパパたちが、笑っているパパを増やし、子育てに優しい、楽しい社会にするために活動しています。”(サイトより引用)
というNPO法人です。
ファザーリングジャパンは、初めは何で知ったのかな。2010年の5月5日に『パパルール―あなたの家族を101倍​ハッピーにする本』という書籍をアマゾンで買っていたのは確かです。

今回、友人より「甲斐英幸(NPO 法人子ども虐待防止みやざきの会 会長) さんの講演、いっぺん聞いてきたらええで。」と勧められたのが、参加の取っ掛かりだったでしょうか。

今年1月から長男の初舞台に向けて稽古をさせてきましたが、ともすれば、我が斯界はバチコーンってシバいて(体罰を加えて)、叱り倒して芸を伝えると思われているようです(実際にそういうことをおっしゃる方もいたので^^; )
よそは知りませんが、少なくとも我が師の代からは、体罰はしない。という方針なのです(って、以前に書きましたっけ?)

前々から、とーちゃんとして、芸の師匠として、今のポジション/スタンスはどうなんやろ?と思っていた事もあり、今回のFJKの理事、松原さんのコモンセンス・ペアレンティングの話を拝聴し、褒める技術など、たいへん興味深く感じ入りました(また、それについてはいつか書くかも知れません。)

と、いうわけでフォーラム後の直会(なおらい)も含め、いろいろと興味深いお話を聞かせて頂き、また持っていった名刺が全部はけてしまうなど、いろんな人に会えました。
有意義な一日でした。

2014-08-13

第58回 大阪薪能、無事終了しました。

昨日は残暑厳しい折から、足をお運びいただき誠にありがとうございました。私の出演した太刀奪(たちうばい)は無事に終える事ができました。

12日の当日は朝から雨模様でして、「はてさて、薪能どないなるやろか。」と気を揉んでいましたが、午後からは時折強い日差しも出るぐらいに回復していました。

そして雨上がりはやはり蒸しますね(--;)
僕自身はあまり頭部に汗をかく事は少ないのですが、久しぶりに顔や頭にも汗をたくさんかきました。家で体重量ったら、そこそこ痩せてました。
舞台の上も……実は雨滴が十分乾いておらず湿気ていまして。足袋の裏側が!!ほんまエラい事になってましたΣ(゜д゜
→師匠が、どーせ舞台の掃除する事になるやろから、エエ足袋持って行くなよ。言うてましたが、この事でしたか^^; (し か し 、こ れ は 切 実 !(>_<。。。 去年は手に棘が刺さりましたし…。)

ともあれ。
演技中に本降り!とかにならなくて良かったです('-'*)
→その場合、適当な入れ詞をして、話をぶった切るような感じで強引に幕に入ってしまうかも知れませんが、そんな時はどうぞ御寛恕下さい(笑)
→って、うちのジイサマが言うてました。「装束が傷むさかいな!!」って(笑)

2014-08-11

お稽古_①

さて。

9日、土曜日午前中は息子殿の稽古でございました。
まずは、正しい手順で正座をキチンとできるか。その後の、ごあいさつ。そして舞台に上がって恒例の体操をします。ごくごく、軽く心身をほぐしてから、改めて“口写し”での伝授が始まります。既述の通り、耳で聞いた事を、そのまま反復させます。

ところが!

どうもこれが恥ずかしいらしくて、うまく声を出さないのです。
曰く…
そ ん な に 大 き な 声 は 出 せ な い ん だ !!
と、稽古中に半ば逆ギレ(爆)
いやぁ……これには困りました^^;
てっきり、この程度の事はすんなりできると思っていたので(お猿ができるぐらいなので)、ここでつまずきますか!?と…。

思うに。

息子殿はあくまでも「とーちゃんと同じ程度の事は自分もできるんだ!」と根拠なく思っているよう(そういうお年頃)ですが、それができない事が恥ずかしいようです。
でも、とーちゃんとの圧倒的な力量差をちゃんと体感してるのは、エラいじゃないかぁ〜!わははははっ!!
ま。 当 然 や け ど な (`・ω・´)キリッ

そして今回からは、

トークン(エコノミー)システム”なるものを導入しています。(cf.トークンエコノミー法
日常生活や学習活動に適応が困難な子どもたちを対象とした支援法のように思われるかも知れませんが、ごく日常的な経済活動にも使われている手法です。

左は、「巻物」様に作成した、いわゆるシール帳です(善徳謹製)
これに、お稽古1回につき1シール、5回頑張ればスペシャルなシールを貼らせていく予定です。

靱猿の稽古を通じて実感したのは、息子殿は“コツコツおけいこするのが、だいきらい”タイプであろうということです(--;) 
そして、だいたい一度修得してしまうと、もう面倒臭くなって、厭きてしまう(爆)
→稽古中、寝かける時が何度あったか!!

モチベーションの維持に寄与してくれるのではないか。と期待するところです。

で、稽古はというと!

土曜日は演目のあらすじを説明しながら、一通りやりましたけれども、とうてい小舞「土車」には至るはずもなく、当初の予定「週末1回の稽古」で済まなくて
「まさか、平日も稽古日をもうけて、やってかなアカンか!?(-。-;) 」
と、思いました。
稽古後、「今日は何が一番よくできましたか?」と尋ねながら、シールを貼って「とりあえず明日の日曜もやってみよ!!」と説明し、土曜日はサクッと終わらせました。
→ちなみに、稽古の時間以外には、稽古の事は原則話題にしません(特に褒められない事柄については。)

10日、日曜日。

さて、どないしよるかな?と思いながら、土曜と同じように稽古を始めると!
……ちゃんと適応しとりましたわ。よき哉、よき哉(笑)
→これで、週一稽古でも大丈夫(*^^)

靱猿に比べると、格段に稽古場に拘束される時間も格段に短いので、適時褒めながら稽古を進めても、そんなに時間を要しません。
息子殿も、「え!?もぅ終わり???」ってものすごく嬉しそうでした……(-。-;) 
シールを貼り付けたあと、ついでなので、そのまま僕が以呂波をやったときの動画(DVD)を見せながら、稽古で話した内容の趣旨を説明して、日曜日の稽古は終わりにしました。

小舞は、そうだなぁ…。もうちょっと以呂波の稽古が軌道に乗って、厭きてきた頃(笑)導入しますかなぁ。

2014-08-08

明日から稽古再開です。

第58回 大阪薪能のお天気はどうなんでしょうか……。
なんか、週末は台風が近づいてくるようで荒れ模様みたいですね。
来週は、どうなんでしょう^^; ぜひとも!ぜ ひ と も !! 晴れてもらいたいところですが……。(実は申し込んでいる講演もあるのですが、順延となると聞きに行く事も難しくなるかも知れません。)

薪能のチケットは、開催日まで1週間を切りましたので、当法人サイト経由でのチケット販売(通販)は終了いたしました。ありがとうございました。
引き続き、手渡しでの販売は承る事もできますので、残り2枚ですが、お入り用の方はお声を掛けて頂ければと思います。(週末は法人所在地にいます。普段はチケットを持って出て売っています^^; )

さて。
いよいよ明日から息子殿の稽古を再開させます。次なる徳讃会の演目の一つは狂言「以呂波」です。併せて基礎である小謡や小舞の素養も培っていく必要もありますので、小舞「土車」も並行してやっていこうかと思っています。

普通教育を終えていれば、多くの人がだいたいの字は読めますが、まだ息子殿は年少組さんですから、もちろん漢字なども読むことができません。
なので、子どもには、まるまる耳で聞いた音を、そっくりそのまま反復して繰り返す。という作業で覚えこませていきます。(余談ですが、我が国では識字率の高さを前提としてる事って実に多いですよね!)
“二字め上がりの三段起こし”
と、我が家では伝え聞いていますが、 我が家に伝わる発声法は、これに則ります(ビミョーな言い回しですが、たまに他方から怒られることもありますので、当法人では、玄三郎家では!というニュアンスにしておきます。)

…よくわからない!?
まぁ、そうでしょうね。そんな方は、「趣味の大蔵流狂言 高和会」も開講していますので、ぜひどうぞ!入門随時受付中!!(笑)
→たまにワークショップとか講演依頼があるので、そんな時にお越し下さるのも手です。

なにぶん、字の読めない子どもに教えていくのは初めての事ですので、ちょっとどうなるか分かりませんが、師匠によると「ここでキチンと基礎を教えこまなアカン」そうなので、上記の発声法をしっかりと口伝していきたいと思います。

2014-08-05

書物作成

現在、

趣味の大蔵流狂言講座 高和会に来られている方が、お一人いらっしゃるのですが、今般ひとまず基礎の小舞を終えて、小舞コース→総合コースにアップグレードする事になりました。

はてさて。

どの狂言をやっていただく事にするかを師匠と相談しまして、その内容を決定しました(*^^)
ただ、書物(台本)の大半は亡祖父玄三郎の手書きなのです。決して読みにくい字ではないのですが、当て字もあり、やはり慣れない人には難しく感じるのではないかと思います。(おそらく、当て字のところは先代から受け継いだまま書き写したのではないかと。)

そこで!

今までも、Wordで書物を写すという事はちょいちょいやっていましたが、今回から書式規格を統一、いままでの書式を踏襲しつつも一部は変更して管理していく事にしました。B4袋とじで作っていましたが、A4袋とじとします。当て字は極力廃して、難読漢字や独特の読み方をする漢字にはなるべくルビを振ります。

その昔。

曾祖父、善竹彌五郎が先代より受け継いだ書物が、草書体?の達筆で、極めて読みにくかったため、彌五郎翁は自ら文字を習い、後世のために草書を楷書に書き直してくれた。という話を玄三郎翁より聞いています。その祖父も、我々のためにさらに読みやすいよう、写し直してくれたのです。
まぁ、もっとも。息子が字を読めるようになった時にどうしようかなぁ……。玄三郎翁の記した原典にあたりたくなったとき、原文が読めないとな……という気もします。

狂言は、やはり口承に重きが置かれていて、書いた物がその全てではありませんが、書物も大切に伝承しています。

2014-08-04

『太刀奪』のこと(第58回大阪薪能@生國魂神社境内)

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

当方も熱暑は相変わらずなのですが、今朝はそれに雨が加わっていました。

実は、今年。

長靴の一張羅を購入したのですが、あまり使う機会にも恵まれずにおりました。そして不思議な事に、僕が長靴を履いて出かけると、必ず晴れてくるのです(°□°;)
→友人曰く、「長靴の法則」というのだそうです。

……ええ。今朝も履いて出勤しました。しかし今!!かなりの日差しが照っていますよ…orz
端的に申しますと、晴れています。(雨雲よ、どしたっ!?)
カンカン照りに晴れているところを、Tシャツにジーパンなどをまとい、長靴を履いて歩いていますと、「活きのいいファーマー」といった風情になってしまい、なんだかいたたまれない気持ちになります。
さすがに、麦わら帽子をかぶっていないので、それが救いです(--;)
※あくまでも、個人のイメージです。

閑話休題。

気になるお天気と言えば、今年の大阪薪能。昨今のゲリラ豪雨などで一時的に演能不能となって、休演となる場合があります。やっぱり雨になると日程が変則的になるので、晴れて欲しいところです。
→ハッ(;゜〇゜)ここでこそ長靴を履いていくべき!?

12日に大蔵流の狂言『太刀奪』(たちうばい)という演目に僕は出演するのですが、ちょっと用語の注釈などしておきます。(間違ってたらごめんなさい。)

「北野の御手水の会」(きたののおちょうずのえ)というのは、北野天満宮の御手洗祭のことのですね。
「こんにった」というのは、「今日は」という意味ですね。
「眉間の延びた奴」(まゆあいののびたやつ)というのは、「間抜けそうなやつ」というような意味です。
cf.「目の鞘の外れた奴」(めのさやのはずれたやつ)というのは、目の鞘:まぶたが外れてる→抜け目がない、手抜かりが無いというような意味になります。
「絹布店そうな」(けんぷみせそうな)というのは、路傍に様々な露天商が出ていて、そのなかに絹織物などを取り扱う店が出店されてるところを想像してみて下さい。他にも、二店でてきます。
「土でした えのころ もあり」というのは、「土で作ったえのころ:子犬の人形」のことですね。
「己は心得た出し様をする、取り直いておこせ」と、道通りが小サ刀を出し直させる型があります。これは、初め太郎冠者は刀の柄を持って差し出すわけですが、この場合、道通りが鞘を手にしたときに抜刀され、殺傷されるおそれがあるので、リスキーです。
ですので、道通り(僕の役ですが)は刀の束の方をこちらに向けてよこせ!と再度命令するわけです。ただし、おシテ(太郎冠者)の御意向で省略される事も…。(ちなみに、当家主催の催しでは省略する事は原則ありません。)
「ガッキメ」というのは、掛け声でよく使います。「餓鬼奴」と書きます。「こいつめ!!」って感じでしょうか。

ざっくり、このようなところでしょうか。
太刀奪という演目自体は分かりやすい内容の演目だと思いますので、お楽しみ頂けることと存じます。
ちなみに、チケットあと4枚残ってますので、ぜひこの機会にどうぞ!!